「HSP」という居場所
こんにちは パコです＾＾
HSPって言葉が最近メディアでもよく取り上げられているけど、
私自身、なぜこんなに生きづらいんだろう…と長年抱えていたモヤモヤが、この言葉を知って一気に晴れたような感じがしました。
私がそれを知ったのも、つい最近のこと。
たまたま人のブログを読んでいて、「ん？！これ私じゃん！！」って思って、調べてみたらそのまんま私のこと。
本を買って読んでみたけど、120%私の取扱説明書みたいでした。
そうか。私がおかしいんじゃないのか・・・！
私はずっと、自分は人と違っていて、人間関係もうまく築けないし、なんだか日々疲れるし、欠陥人間なんだと思っていました。
でも、5人に1人もいるのか〜！(*_*)
なんで周りのみんなはいつもそんなに楽しそうなんだろうって不思議だったけど、実はあの人もあの人も、辛い思いも抱えながら笑っていたのかなぁ？
私は流行りにのるのが好きじゃないけど、（別にはやっているわけでもないんだろうけど）でもこれは間違いなく私のことでした。
・人の目を気にしすぎる
・いつも人の機嫌を伺ってしまう
・空気を読みすぎて発言できない
・その場の空気を先に捉えてしまうから、本音が言えない
・他人が機嫌が悪いとソワソワする（自分のせいじゃないかと思う）
・頼み事や聞きにくいことをタイミングを図っているうちに結局最後まで言えなくなることが多い
・繊細すぎていちいち傷つく。誰かが言ったたった一言を長い間気にしている
・ちょっとした人のしぐさや目つきにも敏感に反応する
・批判的要素を含む冗談には冗談とわかっていても笑えない
・ちょっと怒られただけでものすごい落ち込む
・メールの返信にも何度も校正を重ねる
・コーヒーを飲んだと思うと眠れない
・些細な音が気になって眠れない
・大きな音がとても恐怖
・パニックになりやすい
・いつも最善を探してしまうから、なかなか決断出来ない
・ミスや失敗がないように、念には念を、確認には確認を重ねて終わらない
・ひどいときは一日に何回も手帳を確認する
・ものすごい細かいことまで手帳やメモに書く
・人に注目されるのが苦手
・人に見られているとベストなパフォーマンスが出来なくなる
・限界まで頑張りすぎてしまう
・計画の先行きを遠くまで見越してしまうから、なかなか動けない
などなど・・・
数え出したらキリがないけど、これはあくまで私の場合です。でもそのほとんど全てが、本やネットに書かれているHSPの特徴と一致しました。
それ私なんだよなぁーってストンと落ちた感覚。
非HSPの人からしたら、そんなの気にしなきゃいいじゃん！というようなことも、気にしてしまう。気にしたくて気にしているわけじゃない。神経の数が、他の人よりものすごく多いような感じ。
でも、それを知って抱いた感情は、ショックではなく安堵でした。
まるで、今まで目の前に重く深くかかっていた霧が急に晴れたように。
私はこういう人間で、これでもいいんだと思えた瞬間でした。
そしてそれなら、私に合った生き方をしようと、苦手なことは得意な人にやってもらって、私に出来ることをやって心地よく生きていこうと決心させてくれたきっかけにもなりました。
そしてそれを知ってから、同時にHSPって悪いことばかりじゃないんだなってことにも気づきました。
人より感受性が強いから、マイナスなことにもものすごく反応するけど、些細なことにも感動出来たり共感できたりするときがあります。
大好きなアーティストからリツイートがあっただけで飛び上がって喜んだり。
一生懸命道路の交通整理を笑顔でしている人を見て素晴らしい人だ！と感動できたり。
空が青くて空気が澄んでいるだけでとても幸せを感じたり（逆に曇りや湿度が高いとすぐ具合が悪くなるけど）。
草や花が朝露に濡れているのを見て、気持ちよさそうだなぁって嬉しくなったり。
自分の性質は変えられないから、それならそれと向き合って、どうせならハッピーに暮らしたい。
そしてその5人に1人に出会ってみたい。
そんな思いもあって、このブログを始めました。
私が大好きなことは、旅をすることと写真を撮ること。それは私の過敏な神経が「研ぎ澄まされて」ニュートラルなモードに入り、自分が解放されている瞬間でもあります。
私は感覚的な人間だから、頭で考えず「あ～最高！」って感じた場所や瞬間を写真に収めています。
このカテゴリーでは、「５人に１人」の繊細な人たちが(もちろんそうじゃない方も)、心を休められる場所になれるよう、「心にホッと」な写真を載せていってみたいと思います。
今日もお疲れ様でした＾＾
