ニュージーランド冒険記 クイーンズタウンで車を買う！！
こんにちは パコです＾＾
念願だった３泊４日のミルフォードトラックも終え、ニュージーランドのワーホリも一か月半が過ぎました。この頃から始めたのが、Car Hunting！いよいよニュージーランドで車を買う時がやってきました♪
語学学校も終わっていたので、車を買ったらクイーンズタウンを出て、国中を旅することにしていたのです。私のニュージーランドでの最たる目的が国中でトランピングすることだったので、夏が終わるまでにだいたいの行きたい山やトランピングコースはクリアしておきたかったんです。ニュージーランドの冒険には車が必要不可欠です！
とは言ってもどうしていいものやらちんぷんかんぷん。
そこで渡航後ずっとお世話になっていたKIWIのご夫婦や当時の宿主タカさんに助言をもらいながら、車探しがスタート♪
車を探す
ニュージーランドでは中古車の個人売買がとても盛んです。そのため車探しの方法は多岐に渡りますが、私が活用したものを以下にご紹介します。
・インターネット
車探しに使ったのはまずインターネット。以前にも紹介したTrade Me（https://www.trademe.co.nz/motors）などのオークションサイトや、バックパッカーズのBBH（https://www.bbh.co.nz/）やNZ大好き（https://nzdaisuki.com/classified/trade）のページでも探すことが出来ます。インターネットを見ているとだいたい車の相場や注意するべき項目なんかが分かってきたりもするので、まずは眺めてみることをおすすめします(^^)/
・路上販売
あとニュージーランドならではというか、さすがの緩さなのですが、車の路上販売もあちこちで行われています。(ﾟДﾟ;)
この国ではみんな車を路肩に路駐しているのですが、売り出し中の車にはだいたい手作りのチラシがどーんと貼ってあったりします。気になった車があれば、本人に連絡するだけでOKです♪個人情報もどーんと載ってます（笑）。コンビニ感覚というか、そのへんで車が買える国。それがニュージーランド！！
・町の掲示板
それから町のスーパーやバッパーにある掲示板。Notice Boardという掲示板がだいたいあって、売買の情報や求人などあらゆる情報がタイムリーに掲示されているので手っ取り早いです。私は最終的にこの方法で車をゲットしました。
一度載せていますが、私が購入した車のチラシ。フレッシュチョイスというスーパーにて。
車の状態チェック
私は車のことが全然分からないので、友達に付き添ってもらいいくつか車に試乗したりチェックしたりしながら一週間ほどかかって、やっとこの車に辿り着きました。
私が重視したのは走行距離と車の後部座席をフラットに倒せること。
その車でニュージーランドを旅しながら車中泊することも考慮していたので、まずは荷物を乗せて自分が寝るスペースが確保できるかどうかが重要ポイント。
そして走行距離がいきすぎていないか。ニュージーランドの車は中古の輸入車が非常に多く、観光大国でありながら交通網が発達していないので、この国に訪れた中長期の旅人はだいたい車を購入します。旅人から旅人へと車が渡るので、走行距離がかなりあることが多いです。日本で中古車を買うときは５万キロあたりが目安だったりすると思うのですが、この国では１０万キロから２０万キロ越えも普通にあります。広い国土をみんな走り回るので、無理もないですね。私もかなりの距離を走ることを想定していたので、１５万キロ前後が限界かなぁとやんわり思っていました。
またニュージーランドでは車検をWOF、自動車税をREGOというのですが、これの期限がそこそこあってほしいという点。慣れない国を旅するのでそういう面倒なことはなるべく後回しにしたい（笑）。
あとはよく分からないので(^^;)詳しい人に見てもらって、実際試乗してみて運転に問題がないかとか変な音がしないかとか。
いろいろチェックした結果、このスバルのレガシーに決めました！このメモによると、車検も自動車税も更新済みでタイヤも新しいということなので、値段も相場だしいいかな！と。ただ、こんな感覚で誰でも業者も通さず車を販売できるので、車の状態やどんな乗り方をしていたかは分かりません。その掲載された情報が正しいかは自分できちんと確認する必要があります。良くも悪くも、自己責任の国、ニュージーランドです(-ω-)/
いざ、購入！
車が自分のものになるまでは、いたって簡単！
私は掲示板のチラシを見て、その電話番号に電話をかけて、お互いの都合のいい日を決めました。町で会って、いろいろチェックして、両者乗り込んで試乗してみて、気に入ったら値段交渉をして両者合意したら成立。その日に終わっちゃいます(*_*)
私はこの時KIWIの友達が同行してくれて車のことを細かく聞いてくれたので、本当に感謝感激雨嵐(´；ω；`)そうじゃなかったら変な車にあたっていた可能性も十分にありました。人との出逢い、ほんとありがたい。
価格は言い値なので、値段交渉も大いにアリです。売り手も交渉ありきで値段設定をしているところがあるので、ネゴシエーションの価値はあります。海外の方は割と出国直前に車を売っていたりするので、どうしても急いで売ってしまいたい場合が多いです（笑）。今すぐ買うから安くして！というのも結構いけます。私の場合は持ち主は数日後にニュージーランドを出るヨーロッパの旅人でしたが、状態や車検などの関係で底値だということでした。残念(;´Д`
このあと名義変更をするのですが、それも超簡単！！売り手と買い手両者の手続きが必要ですが、日本みたいにややこしいことはひとつもありません。日本だと譲渡証明や印鑑証明その他手続きが非常に面倒ですが、ニュージーランドでは運転免許証と住所、車の詳細が分かれば郵便局やAA、またはNZTA（NZ Transport Agency）でのオンライン申請で簡単に手続きが終わります。
私は点検の日に購入したので立ち会いの方が早い&安心だったので、そのまま手続きへ。
- 一緒に近くの郵便局に行く
- 窓口で両者それぞれの書類を書く
- 登録料９ドルを払う
- 売り手にお金を支払う
DONE！！終了！！ヾ(*´∀｀*)ﾉ
下のステッカーが発行されてすぐその場で持ち主になれます！
超・簡単！！
逆に簡単すぎて不安！笑
書類を書いてその場で名義変更が終わります。これがその証。これに似たカードがREGOの証明になるので、車のフロントガラスに貼ります。
ちなみにオンラインでも変更可能。こちらもものの数分で終わります♪
NZ Transport Agency（NZTA）という公式サイトで手続きが出来ます。
HP：https://www.nzta.govt.nz/
売り手の手続きページと買い手の手続きページがそれぞれあるので、そこから必要事項を入力するだけ♪ただし注意が必要なのが、オンラインの場合ニュージーランド現地の運転免許証が必要になります。国際運転免許証の人はオンライン申請が出来ないので、その場合は立ち合いが早くて確実だと思います。
そして、ついに私の旅の相棒となったレガシー！！
スバルなので「バル」と名付けました♪（レガシーの方じゃないんかい笑）
手続き完了からしばらくすると、名義変更が済みましたよ、という書類が登録住所に届くので、それは大切に保管しておきましょう♪ちなみに車購入後は何かと封書が届く機会があります。車検が近づいたり、REGOの切れる前にお知らせが届いたり、スピード違反をしたときなど…Σ(￣ロ￣lll)←経験者
なのでその後も連絡が取れる人がいるところとか、登録住所地は考慮しておく必要があります。私はタイミング良く日本人宿主タカさんの家にいたときだったので、そこの住所で登録させてもらいました。こちらもありがたいですねぇ・・。
とにかく本当にびっくりするくらい簡単です、車の購入。
デメリットとしては、どんな車が売られているか分からないので、購入後もきちんと点検管理する必要があります。私もウキウキして家に帰ったら車に詳しいタカさんがあちこち点検してくれたのはいいけれど、例のごとく「あれもこれもあかーんっ」って感じだったので一応車屋さんに見てもらいました（笑）。エンジンオイルの不具合があったり冷却水が足りなかったりしたので補充してもらったり、あとはちょこちょこと手直ししてもらったり。また、走行距離が１０万キロを超えるとタイミングベルトなるものを交換しなければならなかったりするそうで、そんなの日本ではあまりやる機会がないと思うので、購入時に聞いておく必要があります。タイミングベルトが切れるとエンジンをかけるのに支障が出たり他のパーツも壊れたりしてしまうそうで、交換は必須ですが費用が３万とかかかるそうです。交換済みであれば車内にステッカーが貼ってあるはずなので、購入時に確認した方がいいですね！
ニュージーランドは町から町がかなり離れていたりして、ちょっと郊外に出るとほんとうに何っにもないので、こまめな点検や保険・AA（ロードサービス）の加入も必要です。
私はこの国に来て初めて、自分で車の点検をするようになりましたとさ(*´▽｀*)ボンネットすら開けたこともなかった私が(笑)。これも冒険ですね♪
これで、クイーンズタウンを出る用意が整いました！旅の計画を練ったらいつでも出発できる(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
その前に車の運転に慣れておきたかったのと、近くでどうしても行きたかった場所があったので、次はそのあたりについて書いていきます♪
お読みいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)
