パコの世界お散歩日記

旅と写真と山歩きを愛する私のフォト日記。トランピング(NZ流お散歩トレッキング)しながら世界を旅した記録を写真と共にお届けします。「自分らしく、心地よく」生きるトランピングライフを追求しています♪

ニュージーランド冒険記 スキッパーズキャニオンでピクニック&NZ流キャンプ

 

こんにちは パコです^^

 

ニュージーランドでワーキングホリデー4週目の月曜日。

この日は学校がお休みで、なんとあのオークランド空港で知り合ったKIWIのご夫婦と再会することになったのです(((o(*゚▽゚*)o))) 記事はこちら↓

trampinglife.hatenablog.com

KIWI(キウイ)とは、ニュージーランドの現地の人を指し、その名もニュージーランドの国鳥「KIWI」からきています。この呼び方は全く蔑視などの意味合いはなく、みな普通にそう呼んでいます^^

彼らとはあれから頻繁に連絡をとっていて、近いうちに遊ぼうと言っていたので、この日私たち学生3人(みなあの空港で出会った奇跡の仲間です♪)とこのご夫婦で、遊ぶことになったのです。町まで迎えに来てくれるから、そこで拾っていいところに連れて行ってくれるそうで・・・ワクワク(*´▽`*)
ちなみに、この国では年齢関係なく、遊ぼう、とか、友達、とか普通に言うのです。彼らは結構ご年配なのですが、人に紹介するときに普通に私たちのことを「友達」と紹介してくれるし、彼らは何歳になっても、子供と同じように「遊ぶ」のです。恥じらいみたいなのは全然なくて、それこそ大の大人が川に普通に飛び込んだり・・。そういうシンプルでフラットなところが、私がこの国が大好きな理由のひとつです☆

 

車に乗り込み、どこに行くんだろう・・と思いながら眺めた車窓からの景色・・

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どんどん高度を上げていきます

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出た、タソック!!
これは高地に向かっているということ。
Gorge Road からSkippers Road へと進みます。(いつもグーグルマップを広げる癖がつきました。笑)

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・・・ん!?
なんだこの道は~~~!?(゚Д゚;)
KIWI:" Now We are going to the Skippers Cannion "
・・・え!スキッパーズキャニオン!?
もちろん知ってましたその名前。クイーンズタウン郊外にある巨大な渓谷ですが、そこは普通車ではアクセスできず、4WDの車かツアーでなければ行けない所だったので、諦めていたのです。まさか!連れてってくれるなんてヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

道を進むとなるほど確かにゴツい車と土地勘と高度な運転技術がなければ絶対行けない・・・まさに映画の舞台みたいな場所!

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石の壁がもうすれすれだし、道はガタガタで私たちはギャーギャー騒ぎまくり!
何よりすぐそこが崖だから、落ちたらひとたまりもない・・・怖い!けど楽しい!

 

このスキッパーズキャニオンは、クイーンズタウン北部にあって、ショットオーバー川沿いにワカティプ氷河の侵食によって形成された巨大な渓谷です。ここは1862年に金が発見されたことによって栄え、ゴールドラッシュの舞台であったとか。そんなこともあって、今でも4WD車で渓谷を訪れ砂金取りをするといったツアーが催行されています。この先にはキャンプ場があったり、その当時に建てられた学校などが残され保護されています。

場所で言うとこんなところ。
クイーンズタウンからはゴージロード(Gorge Road)からアーサーズポイントロード(Arthurs Point Road)を行き、スキッパーズロード(Skippers Road)に進みます。その先コロネットピークロード(Coronet Peak Road)とスキッパーズロードの分岐点があるのですが、ここを右に行ってしまうとコロネットピークスキー場に着いてしまうので、左のスキッパーズロードに曲がるようにしてください。たしか看板などはなかったと思います(^^;

その先はほぼ一本道、別の惑星のようなスキッパーズロードを進みます。

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そのうち、ショットオーバー川が見えてきます^^

さらに進むと河原に降りられるところがあって、ツアーの車がたくさん来ていました。ここで砂金とりも出来るそうです。私も探したけど見つからなかった~(;^ω^)

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私たちはKIWIの彼らと一緒に石投げをして遊びました(^^♪

この先を行くと長いつり橋が見えました。どうやら、ここはニュージーランドナショナルブランドアクティビティとも言える、バンジージャンプで有名な橋らしい。・・・絶対怖いでしょ(゚д゚)!

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こんな景色を眺めながら・・・

さらにその先にはスキッパーズブリッジという車用の橋があって、この橋は車1台ずつしか通れないようになっています。しかも幅が超ギリギリ!!

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この先に開けた場所があって、DOCによって管理されているキャンプ場と、かつて使用されていた学校や教会などが残っています。

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中にも入れました♪

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ここがキャンプ場です。

ニュージーランドのキャンプ場について

ニュージーランドはアウトドア天国なだけあって、国中にキャンプ場があり、ホリデーパークと呼ばれる超快適キャンプ場や、DOC(国の環境省)によって管理されている無数のキャンプ場があります。
ホリデーパークはコテージやキャビンに泊まるもので、キッチンやダイニング、カトラリーも備え付け、トイレやシャワー、コインランドリーまで併設されているとか。キャンピングカーで旅をする人たちに利用されているようです。
私はもっとライトな旅人なので(笑)、ホリデーパークに泊まったことはなく(お値段もそれなりにする^^;)、DOCのキャンプ場ばかり使っていました。このキャンプ場は国中あちこちに200箇所ほども設置されていて、車さえあれば泊まることができ、料金はそのキャンプ場によってまちまちです。
Serviced Campsites から Basic Campsites まで5種類に分けられていて、場所やその設備の充実度によって値段が分かれています。
このキャンプ場は"first come,first served"つまり早い者勝ちで来た順に場所を確保できるようになっています。
予約はDOCのビジターセンターかDOCのサイトでできます。

www.doc.govt.nz
ちなみにここのキャンプ場は"standard"の分類なので、大人ひとり8ドルになります。

www.doc.govt.nz
しばらくこのあたりで歴史を学んだりしたあと、私たちは、ピクニックをしました・・( ;∀;)ピクニックですよ!素敵すぎる・・!全然予想もしていなかったので、ほんと、感動しました。なんていい人たちなんだ~

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こういうのをちゃちゃっとやれちゃうKIWIの人たち、ほんと尊敬する。とってもおいしいサンドウイッチをいただきました(´;ω;`)ウゥゥ感謝!

 

帰りも同じガタガタ道を戻ります。f:id:trampinglife:20200518180333j:plain

向こうに見えている道がさっき来た道です・・・崖っ!

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この滝は道中にあって、ブライダルベールフォールズ(Bridal Veil Falls)と呼ばれているんだそう。

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帰りにこんな河原にまた降ろしてもらって遊びました♪

 

川があって山があって渓谷があって、遊びどころ満載のニュージーランド
そんなところも大好きだけれど、なんの見返りも求めずこんなに外国人に親切にしてくれるKIWIの人たちって本当に素敵だなぁと、感激しました( ;∀;)
おかげで最高のスキッパーズツアーでした♪

 

お読みいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)