パコの世界お散歩日記

旅と写真と山歩きを愛する私のフォト日記。トランピング(NZ流お散歩トレッキング)しながら世界を旅した記録を写真と共にお届けします。「自分らしく、心地よく」生きるトランピングライフを追求しています♪

ニュージーランド 冒険記 ~準備編 渡航半年前~

こんにちは パコです ^^


 ニュージーランドのワーキングホリデーに向けて、約一年前から大きな事項の決定や情報収集などをしていましたが、半年ほど前からは、具体的なことを決めていきました。

渡航半年前~ 

 

…などなどです( ´∀` )
これらは時間がたっているので参考にならないものなどもあると思うので、サクッと紹介していきます。(サクッと…なるかな?)

 

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アオラキ マウント クック (Aoraki Mt. Cook) NZ最高峰

学校はどこにするか?

 これは相当悩みましたが、よし!クイーンズタウン入りしよう!と決めてからは、クイーンズタウン内の学校で絞ったのでだいぶ選択肢は減りました。
最後まで迷っていたのが、ABC college of english Southern lakes english college
どちらもクイーンズタウンにあり、日本人の生徒は少な目で国籍バランスも良く、アクティビティも豊富。私は日本人の生徒が少ない学校に行きたかったのですが、その理由は英語力アップのためと、多国籍の友達を作りたかったこと。せっかく海外にいるのに、日本人が多いとどうしても日本人同士で固まってしまうという話を聞いていたので、自分もそうだろうなと思い、現地ではなるべく外国籍の人と関わりたかったのです。学校についてはまた別の記事を書こうと思いますが、最終的に私はABC college of english に決めました。なぜなら、まずは学校がかわいい(´ω`*)というのもありますが、なにより小規模校でみんなアットホームだということ。私は大勢でがやがやした環境が得意ではなくて、どちらかというと小規模なところでしっかり勉強したかったし先生や生徒との関係もしっかり築きたいタイプ。ABC college of english は全体でも生徒数が50人程度とかなり少なく、 Southern lakes english college の方は150人ほどと私にしたらかなり大規模。小さい学校だから先生も少なく、かなりアットホームだと聞いたので、私はABC college of englishにしました。高台にあって眺めがいいというのも良いし、人数が少ないからこその学校全体のバーベキューイベントなどがあったり、みんなで放課後アクティビティをしたりといったことが私のイメージにぴったりでした。また、私が選んだエージェントのオフィスがクイーンズタウンにはなかったので、生活を安心して始めることを考えたら学校は小規模で先生の手厚いサポートが受けられるところのほうが安心かもよ、とエージェントの方に教えてもらったことも大きかったです。実際、ABC college of englishの先生方は本当に親切で、先生もそもそも6人くらいしかいなかったから、みんな顔見知りで何でも相談にのってくれました。

www.abc.ac.nz

 

滞在先はどうするか?

 私は学校の手配と同時に近くのホームステイもエージェントに頼んでいたので、最初はその心配は不要でした。住むところが定まっていないと英語や生活に慣れるといったことが疎かになるので、まずはホームステイがおすすめです♪

 

お金はどのようにしてもって行くか?

 これは状況が変わっているので大方割愛しますが、いろいろ調べた結果、大きいお金は海外送金して現地で両替してもらい、現地で受け取るという方法を取りました。
私が使ったのはKVBという会社の海外送金システムで、出国前に円建てで一度に送金して自分でレートの良いタイミングを図って両替をする、という方法をとりました。現地で両替したほうがレートがよく、多額を手で持っていくわけにもいかないですからね。KVBだとクレジットカードや国際キャッシュカードを使うよりも為替レートが良く、現地での口座開設まで6か月お金を保管してくれたり、KVBの現地オフィスに日本人が常駐しているというのもポイントです。(私が行ったときは日本人スタッフは不在でしたが笑) また、KVBでは両替後、1回の送金につきニュージーランド国内では2件まで無料で振り込みができます。私が利用したエージェント、ASACを学費等の振り込み先に指定することもできたので、私は学費と生活費を一度に送金しました。送金手数料も一回で済み、ASACからこのシステムを使うと現地での受け取り手数料も無料だったので、とてもお得でした(´ω`*)
流れ的には、WEB上でKVBの登録・申し込みをし、自分の口座からKVBに振込みをします。この際、振込先の国の通貨に両替しないよう注意が必要です。その後、着金時自動両替と両替の保留を選択できるので一時保留をしてもらい、為替レートを確認しながら自分のタイミングで両替の依頼をします。両替したあとは、私は指定した金額を学費の振込先口座に振り込みしてもらい、残りは現地到着後、自分で銀行口座を開設するまで保管してもらう、という流れになります。
KBV https://www.kvbgc.com/jp/

その他にはとりあえず現地で両替する額10万円ほどを現金で、あとはキャッシング機能のついたクレジットカードと、万が一のための国際キャッシュカードをもって行きました。国際キャッシュカードはレートが悪いので、結局使いませんでしたが。
私は現地に着いてから、kiwi bank(日本でいうゆうちょ銀行)で口座を作り、その口座へKVBから保管してあったお金を振り込んでもらい、エフトポスというキャッシュレスカードをつくったので、ほとんどはそれで決済していました。今はさらにキャッシュレスの時代なので、お金の問題はもっと簡単になっているでしょうね(^^)


ーちなみに・・出国前にかかったお金ー
ざっくり50万円くらいかかりました。
航空券・・・片道航空券。Air Newzealand の直行便でクイーンズタウンまで10万弱。
海外旅行保険・・・損保ジャパンの海外旅行保険で12万円ほど。
ワーキングホリデービザ・・・ビザ自体は無料でしたが、健康検査代に1万5千円ほど。
パスポート・・・10年で1万6千円ほど。
学校とホームステイ・・・3週間分で2290.00NZD。
その他 パソコンを買ったりカメラ部品をそろえたりは別途かかっています。

 

必要な荷物は何か? 

これについては書いていたら長くなってしまいましたので、別ページにて記載することにしました。準備は半年くらいかけていろいろ考えながら用意していきました。
詳細は下のページをご覧ください^^

trampinglife.hatenablog.com

 

 

ビザの取得

ニュージーランドワーキングホリデービザは、ニュージーランド移民局のホームページからWEB申請できます。ビザそのものは無料で取得できますが、ニュージーランド移民局指定の病院で胸部レントゲン検査を受ける必要があります。その検査費用に当時1万円ちょっとかかりました。およそ2週間ほどでビザは発給され、ビザ発行日から12か月有効となります。そして入国してから1年間の滞在が許可されることになります。

<注意!>
2019年7月から、International Visitor Conservation and Tourism Levy (IVL) という、観光税がニュージーランドにも導入されました。観光やワーキングホリデーで滞在する場合も$35の支払いをする必要があります。

https://www.mfat.govt.nz/jp/countries-and-regions/north-asia/japan/new-zealand-embassy/visas/

 

航空券の手配

航空券は往復にするか片道にするか迷いましたが、帰りをフレキシブルにしたかったので、片道航空券にしました。私は車で旅をする予定だったので、どこにいるときにどのタイミングで帰国するか予測できなかったためです。場合によっては、帰りに他の国に寄ってくるということも出来るので、私は片道航空券をおすすめします。(1年もいたら気も変わります。笑)
ニュージーランド行きは乗り継ぎとかもOKであればカンタス航空とかLCCも飛んでいますが、やっぱりとりあえずは正規の航空会社に乗ってみたい!という欲求があり、私はAIR NEWZEALAD にしました(*´ω`*)
乗り継ぎしたら安いけど、これから長い生活が始まるのに行きの道中から疲れても大変だしな…というのもありました。
AIR NEWZEALADはニュージーランドの飛行機なだけあって、機内の映像にはラグビー選手やハカ(伝統舞踊)が出ていたり、ニュージーランド生まれのクッキーメーカー「クッキータイム」のお菓子が出されたりと、乗ってるだけでルンルン♪ 
というわけで、AIR NEWZEALADがおすすめです!

www.airnewzealand.jp

https://cookietime.co.nz/ クッキータイム(#^^#)

 

海外旅行保険はどうするか

海外旅行保険はクレジットカードに付帯されていたりもするのですが、だいたい出発から三か月が期限だったりするのでそれは選択肢から外れました。いろいろ調べた結果、損害保険ジャパンに加入し、代理店は金子秀人損害生命保険事務所さんを利用することにしました。こちらの事務所はワーホリや世界一周に出かける旅人の御用達ということもあり、評価も良く信頼できました。
損保ジャパンについては、他に比べて安い割に保障は充実していて、現地の病院でキャッシュレス対応(その場で払わなくても良い)してくれるところが大きかったです。ニュージーランドにも提携病院が結構ありました。
また、保険会社の良しあしは代理店の力量によるところもあり、何かあったときに保険金を請求する前に代理店に相談出来た方が安心なので、海外保険事情に詳しい代理店から申し込むことにしました。
金子秀人損害生命保険事務所さんは、海外旅行者の契約実績が圧倒的に多く、業界では有名な事務所なのではないでしょうか。出発前も何かとメールでお世話になりましたが、良心的で、レスポンスも非常に早かったです。
私が契約したのは海外旅行総合保険のS23型というタイプで、1年間で12万5千円ほど。保険期間は31日以上のタイプで、その中では最も保険金額の低いタイプ。それでも最低限の補償はついていたし、治療費用は最大1000万円でしたが、よほど大きな事故でもない限り治療費が500万円を超えることはそうないから大丈夫でしょう、と金子さんに教えていただき、最低プランにしました。そもそも、保険は使わないことの方が多いし、出発前にかかる費用はなるべく抑えて現地の生活に使いたいですよね。そういう相談にものってくれるので、とても助かりました。
当時は保険で10万超えか~高いな~と思っていたのですが、今考えたら全然安いですね(*_*)実はこれは運よくというか、全くの偶然なのですが、損保ジャパンの保険料がこの年の10月から大幅に値上がりしました。損保ジャパンだけではなく、保険会社が軒並み一斉に値上げをしたそうです。それを金子さんに教えていただいたので、出発は10月に入ってからの予定でしたが保険の加入を9月28日 (保険料値上がり前のギリギリの契約) とし、有効期間を翌年の9月27日までで契約することが出来ました。厳密には丸一年いられないことになりますが、そもそも365日滞在しなければいけないわけではないし、気をつければいいだけだし、背に腹は代えられない!と思って決断。
結局私は保険を使わずに済んだのですが、保険は安いに越したことはないです。もちろん必要な補償がカバーされている前提で。金子事務所さん、おすすめです(^^)/

 

車の運転をするなら国際運転免許

 現地で車の運転をするなら、国際運転免許証が必要です。ニュージーランドは日本のように電車が多くありません。長距離移動なら、飛行機か長距離バスか車という選択肢がほぼになります。あれだけ風光明媚な国ですので、車は絶対あった方がいいです!これから紹介する数々のトランピングコースを歩くのにも、そのアクセスはほぼ車がなければ行けない所ばかりです。購入しないとしても、レンタカーに乗るとしたら免許は必須です。ぜひ準備しましょう♪
国際運転免許証は発行までに2週間ほどかかり、発行日から1年間有効となります。そのため出国近くになってからつくるのがいいでしょう。
その他、日本の運転免許証を英語に翻訳する、などの方法もあるようですが、私は単純に国際運転免許証が欲しかったので、つくっちゃいました(*´ω`*)

 

日本の税金などの手続き

 先にも触れましたが、様々な公的手続きを済ませていく必要があります。
まず私は海外転出届を出すことにしました。「私は日本に在住していません!」というものなので、その間は国民健康保険や住民税の支払い義務がなくなります。(専門ではないのでご了承を(^^;) もちろん未加入という状態になるので、海外旅行保険はかけておいた方がいいということにもなります。しかし、義務がなくなるまでの間の保険料は払い残しがないように、確認しておきましょう。税金の他にも、支払い義務のあるものがあれば、不在期間分を見越して入金しておくなどの対処をしましょう。残された家族になるべく迷惑はかけたくないですね!
転出届を出せるのは出国2週間前からとなります。パスポートや航空券が必要となりますので、用意ができてから行きましょう。

 

健康管理

念願のワーキングホリデー!万全の体調で行きましょう!(*^▽^*)
ということだけではなく、病院に行く必要があれば早めに行っておきましょう。
先に書いた健康保険のこともそうですし、海外旅行保険には歯科治療の補償は付帯されていないことが多いです。現地での歯科治療は非常に高額になります。日本で健康保険が適用されるうちに歯医者だけは絶対に行っておいた方がいいです。
他にも、海外での生活をめいっぱい楽しむためにも、気になるところがあれば早めに受診しておきましょう^^

 

携帯電話の契約

現地で携帯電話やスマホは絶対必要だと思います。日本の携帯を持って行ってSIMカードを入れたりすることが多いかとは思いますが、旅行が長期になれば契約プランなどの見直しは必要です。海外は日本よりWi-Fiが充実しているので、場合によってはWi-Fiを探して生活も出来るかもしれませんし、海外用のWi-Fiルーターを使う人も多いです。私はちょうどスマホを持つ前で、年契約の更新月でもあったので、解約してしまいました。代わりにiPadを持っていき、SIMカードを購入しトップアップして使っていました。今考えたら、相当デカかったな・・笑
海外旅行保険といい、携帯の更新月といい、なんだかいろんなことが背中を押してくれていたなぁ…なんて思います。ありがたや(*^^*)

 

DOCの予約

私は南島のグレートウォークのひとつ、ミルフォードトラックを絶対歩くと決めていたので、出国前に予約しました。ミルフォードトラックは世界中の観光客に非常に人気があり、自然保護のため一日に50人ほどしか入山が許可されていないため、ハイシーズンであれば半年から1年先まで予約がいっぱいだったりします。
私は春から夏の間に歩きたかったのと、学校が終わって北島に行く前に行きたかったので、11月の行程3泊の山小屋を7月に予約しました。ひとりだったので、この時期でもとりやすかったかもしれません。予約はDOCのサイトからでき、あとは現地のDOCでハットパスの受け取りができるようになっています。

Great Walks: Tracks and walks

 

こんな準備を着々として、いよいよ!羊の王国ニュージーランドへ飛び立ちます(^^♪